#003 卒業生の声
- scubbc2017
- 5 日前
- 読了時間: 2分
本学で野球をしながら学部を卒業、その後大学院で投球について研究、その経験を活かしてクリニックに勤務する森さんに話を聞きました。
森大成(医療法人社団靭生会 メディカルベース新小岩 リハビリテーション科)
「学生時代:野球と理学療法、二つの夢を追いかけて」
学生時代は、理学療法士になるための知識と技術を身につけることに没頭しました。身体の構造や動作の見方、病気(疾患)についてなど、専門的な学びはどれも興味深いものでした。部活動との両立は決して楽ではありませんでしたが、時間を効率的に使う計画性が身につき、これは社会人となった今でも大いに役立っています。野球に打ち込みながらも専門分野の知識を深められたことで、将来の目標がより明確になりました。


「大学院時代:野球選手への貢献を目指した研究生活」
学部卒業後、すぐに本学大学院へ進学しました。大学院では、野球選手が悩む肩や肘の痛みを予防することをテーマに研究活動に取り組みました。野球部に在籍した経験が、この研究テーマに深く影響しています。研究で得た知見を「選手たちに還元したい」という強い思いを胸に、日々精進しました。学会での発表を通じて多くの専門家と出会い、自分の視野が大きく広がったことも貴重な経験です。学びと出会いに満ちた、充実した大学院生活でした。

「現在:アスリートを支える理学療法士として」
現在は東京都葛飾区の整形外科クリニックで理学療法士として勤務しています。当院は、一般的な整形外科に加え、江戸川病院スポーツ医学科の先生方とも連携し、スポーツによる怪我のリハビリテーションにも力を入れています。アスリートからご高齢の方、術後の患者さんまで、幅広い方々のリハビリを担当しています。
日々のリハビリ業務に加え、野球肘の検診や学会発表、論文執筆など、外部での活動にも積極的に参加しています。学生時代や院生時代に培った計画性や、他者と誠実に向き合う姿勢を大切にしながら、忙しいながらも充実した日々を送っています。

「学びとスポーツの両立は、未来の可能性を広げる」
聖隷クリストファー大学での経験は、私にとってかけがえのない財産です。専門的な学びと大好きな野球を両立させたことで、現在の仕事につながる確かな土台が築かれました。
高校生の皆さん、もしあなたが野球に真剣に取り組みながら、将来の夢も諦めたくないと考えているなら、SCUは最高の環境です。ここでしか得られない専門的な学びと、情熱を注げる野球が、あなたの未来を大きく切り開いてくれるでしょう。
Comments